The United Kingdom of Great Britain & Northern Irelandへの旅

海外旅行 イギリス(ロンドン)一人旅5日目 2003年3月2日(日)
竜堂 始氏ご推奨?の
朝食を8:00〜8:30に指定にしたため、7:30に起床。朝からテレビのチャンネルとチャカチャカ変えていたら、なんと「奥様は魔女」が放映されているじゃあないですか!「奥様の名前はサマンサ。旦那様の名前はダーリン・・・」で有名な懐かしいTVドラマです。でもこのフレーズはどうやら日本独特のものだったらしく、ロンドンで放映されているオープニングは音楽だけで、「奥様は魔女だったのです」の一言もありませんでした(笑)。まだタバサちゃんが生まれてない頃のお話で、サマンサとダーリンは相変わらずラブラブカップルでした。うーん日本でも再放送して欲しいものです。
朝食を食べて、9:00すぎにホテルを出発。

今日の最初の目的地は、ロンドンに来たら、美術ファンや歴史ファンは行かないとまちがいなく、後悔するでしょう!という、かの有名な「大英博物館」。「創竜伝」の東海青竜王こと竜堂始様が寝る場所さえあれば住んでしまうだろう終くんと余くんに言われた大英博物館です。ハマースミス駅からピカデリーラインに乗り、ホルボーン駅で降りて、テクテク歩いて行きました。ホルボーン駅の改札を出たとこで、またしてもどっちの方向へ進んだらいいのか判らなかったんですが、通りかかった上品な感じのおばあさんが、「ブリティッシュ・ミュージアム?」ここを真っ直ぐ行って右に曲がればOK!と英語で教えてくれたので、無事たどりつきました。たどり着いたら、ちょうど開館したばかり。この大英博物館も、勿論、タダです!素晴らしいです、イギリス!日本にも見習ってもらいたいものです(笑)。

驚いたのは、大英博物館というと、大きいものの古くさい建物じゃあないか?と想像していたのですが、めちゃめちゃ明るくてお洒落な感じの建物だったことです。入ったロビーの一面、白を基調にした壁と高い空が見える天井、そして中央にある円形のリーディング・ルーム(図書館)の本のすごさに感動を覚えました。まじ、素晴らしい博物館です。館内案内図が有料だったため、持っていたガイドブックに描かれている館内図を見つつ、一部屋ずつ展示を見ていく私。

やはり一番人気はエジプトやギリシャの展示品がある部屋で、たくさん人がいました。ロゼッタストーンもしっかり見てきました。アメンホテプ3世の座像とかもなかなかイイ感じです。2階のミイラももちろん見ました。エジプトの展示品を見るたびに、頭の中では「王家の紋章」の1〜4巻くらい(ふ、古い)のいろんな場面が浮かんできて、いつかエジプトに行きたい!!という思いがひしひしと強くなってきましたが。ただ、ミイラなんかを見てしまうと、この人たちは、いつか復活する日のためにミイラにされたのにイギリスで、多くの観光客の見世物になってしまって気の毒だなぁと思ってしまいました。なんで、エジプトのものなのにイギリスなの?と思ってしまったわけです。エジプトだけでなく他の国のものもそうなんですけどね・・・・。
ギリシアの壁画の彫刻、どれもこれも首から上がナイ・・・何故?イヤホンガイドの貸出しもあったけど、首のない彫刻の説明されてもなぁと思い、結局流しながら見てしまいました。
1階のエジプト・ギリシア・ローマのコーナーと2階のエジプトのコーナーでの人の賑わいは相当なものでしたが、その他の東洋のコーナーとか貨幣のコーナーとかは、下手をすると人っ子一人もいない?という閑散とした部屋もありました。私はとりあえず、一通り周ってみたので、3時間くらいかかりました。もっとゆっくりと見るなら、1日でも足りないくらいだろうけど、オプショナルツアーとかで来てる人とかなら、メジャーどころだけチョイスして見てるんだろうなぁと思いました。そこそこ堪能したところで、それじゃあそろそろと大英博物館を後にし、トッテナム・コート・ロード駅方面に歩いていく。結構こちらの駅のほうが行き方が判りやすかったことが判明(笑)。

そろそろお昼頃ということで、やはり注文しやすいということで逃げに走った私は、チャイナタウンへ。大きな通りのGerrard Stではなく、一本南に行ったLisie Stの「興隆楼」という中華レストランでお昼の3つのセットランチメニュー(5ポンド)から「玉子スープとお肉と野菜の中華丼」を選択して食べる。すごく美味しかった〜♪やっぱ海外に来ると中華ね〜と思ってしまう(今までイタリアでもハワイでもシンガポールでも中華は食べた・・・はずれだったことはない)。華僑の人がやってる中華は、なかなかはずれがなくてよろしい。日本の中華では、ごっつうマズイもの(点心だった)を食べたことがあるけんですけどね(爆)。

ビクトリア&アルバート博物館と自然史博物館へ
お腹も満腹になって気分がよくなった私はピカデリーサーカス駅からサウス・ケンジントン駅へ移動。ビクトリア&アルバート博物館へ行きました。こちらも入場料は無料(・・・嬉しい)。

ここは家具類とかドレスとか甲冑とかワインカップとか仏像とか陶磁器とか装飾芸術が多かったです。そしてとんでもなく広いんです、ここも。2階の銀製品とかテキスタイルのあたりなんかは、スゴク展示品が多いのに、見てる人はほとんどいませんでした。まぁマジマジと銀製品を見てても、フーンていう感想しか出てこない程度の知識だからかもしれません。

1階はいろんな国ごとに展示品があって、インドとかイスラムの展示品はなかなか面白かったです。インドのスルタンが作らせたトラの人形なんかは、人を襲っていて、なんだかこんなのを作らせる人って一体どんな精神の持ち主なんだろう?とか思ったりしましたが。日本のコーナーもあったので見てきました。刀とか甲冑とか、まぁ日本のお城とかでよく見かけそうな展示品が多かったんですが、私の目が釘付けになったのは、やはり「浮世絵」。歌舞伎でいう「仮名手本忠臣蔵」の「大星由良之助」が描かれていました。日本では有名な忠臣蔵をパロったものだということで、ある程度どんな場面なのかは理解できるんでしょうけど、海外の人がこの浮世絵を見て、一体どんな場面なのかわかるんだろうか?と疑問に思ってしまいました(笑)。そしてもう一つ面白いコーナー、複製ばかり集めたキャスト・コート。世界的に有名な彫刻などのレプリカばかりを集めたコーナーがあります。レプリカとわかっていても、なかなか楽しかったです。

ビクトリア&アルバート博物館の西側の出口(南の正面出口ではない)を出たお向かいに自然史博物館の入り口があったので、これ幸いと入ってみたのですが、この入り口も正面入り口ではなかったので、展示ルームをとことん逆行していくというかなり変則的な見学をしてしまいました。この自然史博物館、尋常ではない広さです。本当イギリス・ロンドンの博物館や美術館ってこんな広いとこばっかりなん?って感じです。自然史博物館では生命ギャラリーと地球ギャラリーの二つのコーナーに分かれているのですが、私が最初に入ったのは地球ギャラリーのほう。展示物は、なんというか宇宙や星や火山や大地や海や山や川などの説明が英語で表記されていたりアナウンスされているんです。英語のできない私は、わぁ綺麗〜、わぁなんだかすご〜いという見た目の感想しか言えません(笑)。だけど一箇所だけ、ビューティフォー!欲し〜い!!と思うコーナーが。ずばり宝石のコーナーです。結構いろんな宝石が(石だけですけど)ズラリと展示されています。最初地球ギャラリーのほうに入って、自然史博物館って石ばっか?と思っていたのですが、どんどん展示ルームの数字を逆行していくと、もうひとつ生命ギャラリーがあることが判明(ちなみに最初入った部屋番号は60番台だった)。

生命ギャラリーは動物の剥製がずらりと並ぶ並ぶ・・・そうだよね、石だけの博物館じゃあ面白くないよ・・・とずーっと見ていくと、最後に正面玄関のロビーに到着。ドドーンと鎮座ましますのが、恐竜の骨格の標本。半端じゃない大きさです。そしてここも3階まで吹き抜けになっていて、とにかくでかい。3階まで登りましたよ・・・そして1階には動物のコーナーだけじゃなくて、人間のしくみのコーナーもありました。人体のしくみとか血のしくみとかは勿論、健康かどうか試してみようみたいなコーナーもあってなかなか面白かったです。赤ちゃんはどうやってできるか、しっかりと絵つきで現実を説明してました。さすがに外国です。立派に完全な性教育のコーナーになっていて、どうやったら赤ちゃんが出来るの?と子供に尋ねられたら、親はここへつれてくれば余計な説明しなくてもいいなぁと思いました。

この自然史博物館は動物の標本とかも多いし勉強になるコーナーも多いせいか、家族連れ、子供が多い博物館でした。観光客の私は、のんびりとしながらも、流しながらみてたんですが、本当にじっくりみてたら、ここだけで1日は余裕でかかるというくらいの広さでした。うーん素晴らしい!!

さすがに3つの博物館をはしごして足も疲れていた私は、時間も17:30になっていたので、博物館を出てホテルに戻ることにしました。イギリスの地下鉄は、よく止まると聞いてたんだけど、初めてその止まる地下鉄に遭遇。サウス・ケンジントン駅からハマースミス駅までは10分かからないのに、何が理由かわからないけど(英語のアナウンスなので理由はわからない・・・爆)、30分くらいかかった。駅で止まれば降りれもするけど、駅と駅の途中じゃあ缶詰っすよ。ピカデリーラインは、ヒースロー空港行になってるのでトランクを持ったお客さんが、「まだ動かないの?厄介ね〜」と言っている(と推測した)人が多かった気がする(笑)。

ハマースミス駅には18時すぎに着いた。が、日曜なのでほとんどの店が閉まっている・・・「チッ・・・ロンドンの人って商売ッ気がないんだから・・・」と心の中で文句をいいながら、ホテルと反対の方向へ何か店がないか散歩。ひたすら散歩。なんだかインド料理のお店が多い。値段もそう高くないけど、誰もお客が入ってないから入りにくい(笑)。結局、普通のコンビニのようなお店でサンドイッチを買い、ホテルに戻る。

ホテルに戻って、サンドイッチを食べ、日本から持ってきた非常食(カップラーメン)も食べ、お風呂に入り、紅茶を入れ、TVを見ながらまったりモードでホテルライフを楽しむ。さすがにロンドン丸一日フリーの4日めともなると、結構体力なくなるのも早いのだ・・・(笑)。
明日はロンドン一日フリーの最終日、体力温存のため、早く寝ることにした・・・・。
準備編 1日め 2日め 3日め 4日め
ロンドン旅行第6日目3月3日(月)





         
















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