The United Kingdom of Great Britain & Northern Irelandへの旅

海外旅行 イギリス(ロンドン)一人旅4日目 2003年3月1日(土)
ポートベロー・マーケット
朝食を7:30〜8:00に指定にしたため、7:15に起床。朝食をしっかり食べてホテルを出る。
本日のおおまかな予定は、お買い物DAY。何故かと言うと日本と異なり、ロンドンでは大きなデパートでも日曜日は休業日ということも普通だったから。とはいうものの、ハロッズも一応行ったし、他に何か面白そうなところはないか?とガイドブックを読んだところ、あるじゃあないですか!マーケットが!

ビバ!マーケット!国内外問わず、屋台とか青空市場みたいなところは大好き!(買わないけど見るのが好き・・・)限られた曜日しか営業してないってところもイイし、行ってみよう!ということで、土曜限定開催の「ポートベロー・マーケット」に行ってみた。始発駅であるハマースミス駅から、ハマースミス&シティーラインに乗り、ラドブローク・グローブ駅に着いたのがAM8:30。そう、ここは映画「ノッティング・ヒルの恋人」の舞台で有名観光地になった町だった。(ちなみに私は映画「ノッティング・ヒルの恋人」は見てないので、へぇ〜そうなんだという感想しかなかったけど)。

駅に着いて、たぶんマーケットがある通りはこちらだろうなぁと、トボトボと進んでいくと10分もしないうちに無事到着。ガイドブックではAM5:30〜となっていたが、きっとそれは季節にもよるのだろう(だってAM7時くらいにならないと明るくならないし)、これから営業を始めるべく準備するというお店が多かった。通りを南北にマーケットが続いているのだが、私が降りたラドブローク・グローブ駅は北、そしてノッティング・ヒル・ゲート駅は南ということで、私は通りを南下してブラブラみて歩くことにした。

北のほうから、まずはTシャツは勿論、上着や下着類まで衣類ばかりの屋台のウエア類が続く。ハマースミス&シティラインの高架下近くのほうでは、大阪日本橋のジャンク屋、はたまた東京秋葉原のジャンク屋かい?という感じの電化製品の中古品やジャンク物を売っていた(誰が買うんだろう?)。そして日曜雑貨類、野菜に果物にパン屋さんの屋台(パン屋さんの屋台ってなんだか不思議な感じだ)と続く。パンはともかくとして野菜や果物は新鮮そうな感じがした。地元の人も結構買いにきてるみたいだったし。

昨日までにも、いろんなとこでちょこちょこスーパー(屋台ではない)があれば、入ってみて食べ物の値段をチェックしていたのだが、この通りのちょうど真ン中くらいにスーパーがあったので入ってみた。安い・・・めちゃ安い、ハマースミス駅近くのマーク&スペンサーよりも安いし、コヴェントガーデン近くで入ったスーパーよりも安い。やっぱここはちょっと下町みたいな感じなんだろうか?イギリスのスーパー入って驚いたことは、めちゃくちゃ冷凍食品が充実していることだ。それもお弁当にいれるようなものだけではなくて、チンすればすぐにディナーに並べられるようなものも多かった。その種類の多さは日本のスーパーの比ではない。しかもそんなに高いわけでもないので、ホテルにオーブンレンジがあれば、絶対買うよなぁと思うことがしばしばだった。だけど朝1で、ここで何か買ったところで荷物にしかならないのが判っている私は、やむなく買うのを断念する。お菓子の多いスーパー、紅茶の美しい缶をディスプレイしているスーパーなど、見ているだけでも充分楽しめた。野菜などの屋台→日曜雑貨の屋台が並び、そして骨董品(アンティーク)のお店が並んでいる。骨董品のお店は食器類から絵画、瓶、時計などいろいろあって楽しい。ただ銀食器なんぞは目利きの人でないと、本当に骨董品なのか?とか値段は妥当なのか?とかわからないというのが本音。結局、見るだけで楽しんで買うものは何もなく通りを南下しノッティング・ヒル・ゲート駅に向かう。10:00すぎ頃からは圧倒的にノッティング・ヒル・ゲート駅からこのポートベロー・マーケットへ通りを北上していく人がほとんどだった(私は逆行していたってことだ)。でも見る露店の種類で言うと、北から南へ南下していくほうが私的には良かったと思ったけどね。

セルフリッジへ
セントラルラインが今は動いていないため(脱線事故以来まだ復旧していないらしい)、ノッテイング・ヒル・ゲート駅からサークルラインに乗り、ベイカー・ストリート駅でジュビリーラインに乗り換え、ボンド・ストリート駅で下車。1ブロックすべてを占拠する大きな百貨店セルフリッジへ行ってみた。入り口入ってすぐにルイ・ヴィトンの文字。買う予定はなかったけど、思わずウインドウ・ショッピング(笑)。他にもブランドのお店がいっぱい。そしてとにかく広い。本のコーナーも家具のコーナーも広い。ここはどこ?という感じで店内を散策。チョコレート売り場で、かなり欲しいなぁと心惹かれるチョコレートがたくさん並んでいたが、いかんいかん・・・と自分に言い聞かせ買わず。上のほうのフロアにあるカフェのコーナーは、フードコート形式ながら、なかなか美味しそうなメニューが多かった。特に買いたいものがあるという目的もなかったので、こんな感じか・・・と思いつつセルフリッジを後にした。

ロンドンのブランドショップ通り・・・
ボンド・ストリート駅からのあるオックスフォードSt からSouth Molton St そしてニュー・ボンドSt オールド・ボンドStをのんびりとピカデリーまで歩く。これらの通りは、有名なブランドショップばかりが建ち並ぶ通りだ。ロンドンだからバカラはないかなぁとチラチラ見てたらちゃんとあった。でも、なんとなく敷居が高くて入れなかった。バカラのアクセサリーが好き〜可愛いらしいのが多くって。ヴィトンとエルメスはえらい近い場所にあった。ヴィトンに入ってみると今話題になっているシリーズの商品がけっこうあったんだけど、なんだか偽ヴィトンみたい・・・と心の中で思ってしまった(桜の花に顔・・・そりゃあ可愛いけど・・・)。長い距離だったけど見るだけでお腹一杯って感じの通りだった。

フォートナム&メイソンへ
ロンドンを訪れる観光客御用達ともいえるフォートナム&メイソンへ。フォートナム&メイソンというと紅茶で有名だけど、ジャムとかクッキーとかいろいろ売っていて楽しい。やはり日本人観光客も多かったなぁ。散々時間をかけて、何を買おうか迷ったが、結局「缶が欲しいと」紅茶を購入。そろそろお昼時・・お腹も空いた・・・米食いてぇ(またか!)、でも昨日中華だったし〜今日も中華はヤだ・・・と思っていた私の目の前にあったのがジャパンセンター。ガイドブックにもよく載っている店だ。ちょこっと覗いてみようと入ってみる。「牛丼売ってる・・・おいしそう・・・あ、本屋もある・・・地下もあるぞ・・・わぁ〜い日本食品売ってる〜、店員さんも日本語使ってるよ〜」英語がしゃべれなくて、孤独感を感じていた私を少しだけ癒してくれる空間だった。地下のお寿司屋さんで、サラダ巻き1本をテイクアウエィ(1.5ポンド=300円)し、また歩き始める。

コートールド・ギャラリーへ
ピカデリーからコートールド・ギャラリーまで歩けない距離ではなかったが、この時点でかなりの距離を歩いていた私は、さすがに疲れを感じ、ピカデリー・サーカス駅からコヴェント・ガーデン駅まで地下鉄に乗る。コヴェント・ガーデン駅を上がると、今日は土曜日ということもあって人も多いし、しかも大道芸人さんがとても多かった。こちらの大道芸人さんは、全身緑の植物の格好した人とか、全身銀色メタリックでサイボーグっぽい格好した人とか、とにかくサイケな感覚の人が多い。音楽系の人はあまりみかけなかった(どちらかというと駅構内で演奏してる人が多かったかなぁ・・・トランペット吹いてる人とか)。コヴェント・ガーデン・マーケットでは、子供向けのバンジージャンプのようなアトラクション(ゴムでかなりの高さまで上へ下へ跳ねあがっていた)が作られており(平日にはなかった)、たくさんの子供がキャーキャー楽しんでいた。乗れるのであれば、大人でもあれは楽しいだろう(きっと日本でも遊園地にはありそうだ・・・高所恐怖症の人には厳しいだろうが)。目的地であるコートールド・ギャラリーはライセウム・シアターから近いはず・・・。とりあえずライセウム・シアターまで行き、近くの通りを眺めてみる。

ほんの数分もしない通りに、コートールド・ギャラリーの企画展の看板発見!あそこが入り口ね・・・と思って行ってみる。着いた目前に広がるのは、宮殿か?という立派な建物。広くてコの字型になっていて、中庭(?)にはテーブルや椅子が置かれている。後からガイドブックを読んで知ったのだが、ここはサマセット・ハウスと言い、コートールド・ギャラリーの他、政府機関やロンドン大学のキングス・カレッジなどが入ってる建物だったらしい。どうりで大きくて立派なはずである。誰もいない(だって寒いし)中庭のテーブルに座り、先ほど買ったサラダ巻とお茶でランチタイム。ここ数日に訪れた美術館や博物館ではたくさん人を見かけたのだが、ここではあんまり人を見かけない・・・。無事、空腹も解消され、さてコートールド・ギャラリーに入ろうか・・・と思ったものの、これがまた入り口がどこだかわからない。ここが入り口だ!という大きな案内掲示が見つからない・・・。かといって、所詮はこのあたりだろう・・・と見当をつけ、ドアを一番近くのドアを入ったら、そこが入り口だった(なんだか不親切だなぁ)。このギャラリーは有料で5ポンド。有料な分だけ、しっかり見とこう(笑)という気になった私は、ゆっくりと展示されている絵画を眺める。ここではゴッホの「耳を切った自画像」があって、思わずじっくり見たが、見れば見るほど「ゴッホのタッチって独特だけど、なんだか子供でも描けそう・・・」と絵を知る人から雷を落とされそうな感想を持つ(笑)。同じゴッホの絵だったら「耳を切った自画像」より「ひまわり」のほうが良かったです、うん。やっぱ部屋に飾るなら、おじさんの自画像より、花のほうがイイ感じでしょう?というド素人な考え方だけど・・・・。ゴッホのほかにも「アダムとイブ」の素敵な絵画などを楽しんだ後、ギャラリーを後にする。

とうとうマクドナルドにお世話になる(負けた・・・)
ギャラリーに入る前のランチをした時には晴れていたのに、ギャラリーを出る頃には、またしても雨。ロンドンって雨が多いのねぇと思いながら、傘もささず(フード付コートなので大丈夫)にコヴェント・ガーデン・マーケットに戻る。雨宿りついでにマーケットの店をウインドウ・ショッピングするも、やはり欲しいものは見つからず(というかやっぱポンド高いし〜)コヴェント・ガーデン駅に向かう。が、ここで、土曜のコヴェント・ガーデン駅は、一定時間帯は降車専用の駅となり、乗車は出来ないことが判明。どうりで、さっきこの駅に着いた時に、改札がフリースルーになっていたわけだ・・・と納得する。ガガーン!!雨降って寒いっちゅーねん。とはいうものの、いい加減疲れていた私は、ホテルに戻りたかったので、雨の中、1駅隣のレスタースクエア駅まで歩く。まぁこのあたりは1駅分くらいは、全然歩ける距離なので苦にはならなかったけど、とにかく寒いのには参った(爆)。

レスタースクエア駅から、そのままピカデリーラインでハマースミス駅まで戻る。時間はまだ遅いほどではなかったので、ハマースミス駅上を散策。エスカレーターがあったので、登ってみたら、そこはハマースミス駅の巨大なバス停留所だった。いろんな行き先のバスがあることを発見。そしてエスカレーターを降りるとスーパーを発見!何か食べるものを買おうとウロウロするも結局は水とプリングルス小を買っただけ。そして海外に来てまで入りたくないなぁといつも思っていた、私にとっては禁断(世界どこにでもあるマクドナルドに入るのは自分が負けたような気がする)のマクドナルドに入り、バリューセット(ビッグマック&ポテト大&コーラL)3.29ポンドを購入。テイクアウェイし、ホテルに戻る。

ホテルに戻って、買ってきた夕食を食べる。ロンドンのバーガーはアメリカほどパンが日本とは違うという感じはせず、極めて日本のバーガーと変わらないような気がした(美味しかった)。本当、今回のロンドンほど、安い食事を見つけるのに困難する旅行は初めてだ・・・とかなり気弱になってきてる私。紅茶を入れて飲み、お風呂に入り、日本のテレビ番組を見ながらまったりと骨休め。さすがに今日はよく歩いたなぁということで、早めに就寝するのだった。
準備編 1日め 2日め 3日め
ロンドン旅行第5日目3月2日(日)





         
















SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送