The United Kingdom of Great Britain & Northern Irelandへの旅

海外旅行 イギリス(ロンドン)一人旅1日目 2003年2月26日(水)
関西国際空港へ
今日はロンドンに向けて出発する日。朝AM5:30起床。朝食を食べて、父に最寄駅まで送ってもらう。最寄駅から6:30の電車に乗り、新今宮駅に着いて南海電車に乗り換え。天王寺でJRの「はるか」に乗ればもっと早く着くのだけど、はるかは高いんだよ・・・もうちょっと安ければ乗るんだけど。はっきりいって行く前からトランクは重かった。ヒーヒーいいながら新今宮の階段を上がり、関空行きのホームに向かう。15分くらいの乗り換えの余裕をみていて正解。ネット検索で5分くらいで乗り換えという時間もあったんだが、あれは重い荷物がないときでないと無理だということがわかった。

無事、南海電車に乗りこみ、関空に着いたのがAM9:30。航空券を受け取る時間には、まだ30分ある。ということで、NICOSカードのカウンターとJCBカードのカウンターで海外優待店の本をもらいに行き、銀行で2万円分をポンドに両替する。1ポンドが約200円・・・わかってはいたけど高いよ・・・・。過去に1ドル130円でも高いと思っていたけど、あんなのはメじゃないね・・・高すぎる・・・あんまり買い物したくないなぁと思った。以前は関空の使用料は空港で買ってたけど、今は航空券を買うときに一緒に買うことになっているらしい。時代はどんどん変わっていくのね・・・。

10時になったので、旅行会社のカウンターで航空券と送迎バウチャーとホテルバウチャーをもらう。わかってはいたけど、現地係員がいないってことは送迎会社には自分でたどりつかないといけないわけね、しかもホテルのチェックインもチェックアウトも自分でしないといけないってことか・・・ウーン大丈夫か?私?とかなんとか思いながら、JALのカウンターへ。飛行機に乗るとトイレが近くなりやすい私は、通路側の席を頼む。チケットを受け取り、さっそく税関へ。

さすがに平日、結構人は少ない。すんなりと税関を通る。NYテロ後、厳しくなったというものの、あんまり変わってないような気がする。買うつもりはないが、一応免税店へ、エトロとエルメスもチェック。ウーン、いつ来てもエルメスはいい値段している(まぁ安いっていえば安いけども)。いつでも関空のエトロではスカーフが安いわ〜と思いながらも、最近は着飾るということも全くないので、見るだけで終わる。イギリスでは煙草を買うのはおバカさん・・・というくらい値段が高いという情報があったので、おじさん用に煙草1カートンGET。1900円・・・安いなぁ・・・。スウォッチでちょっと魅力的なものを見つけるが、家で寝たきりの時計がいくつあるねん自分・・・と思いなおし、結局買わず。ブラブラと見たものの、何も買うものがなかったので、そそくさとJALのゲートに向かう。よくよく考えてみると海外旅行でJALを使ったことがあまりなかった(国内では使ってるけど)ので、南ゲートに向かうのは初めてかもしれない。いつも北ゲートだったような・・・と思いつつゲート前へ。ゲート前でも人はまばら。そりゃあ金曜とか土日とは違うよな〜と思う。小さい(まだ小学校前だろう)女の子とそのパパが二人で、トランプの神経衰弱をしてて、思わずお姉さんも混ぜてくれない?って思った。英語が出来れば話しかけられるのになぁ。

海外旅行でJALに乗ったのって初めてだったかなぁ?
カード会社でもらった本とかガイドブックを見てる間に、搭乗時間。スポーツ新聞をGETし自分の座席へ。やっぱ翼の上あたりか・・・エコノミーで早い時間にチェックインすると、いつも翼の上あたりの席になるような気がする。別に窓側じゃないし、場所にはあんまりこだわらないから、構わないけど、飛行機が壊れたとき(不吉な・・・)絶対に助かりそうにない席だなぁ・・・・とかいつも思ってしまう(爆)。

そしてスッチーチェック!(オヤジか私は!)うーんロンドン線のJALは結構スッチーの年齢高いような気がするなぁ。もちろん、みなさん美しい人が多いですけどぉ〜、某A○A○みたいな航空会社があれば楽しいだろうなぁ(ある意味怖い)と腐女子的妄想にちょっとだけ浸ってみる。外資系航空ではスチュワードも結構見かけるが、今回のJALにはいませんでした、残念だ・・・(笑)。しかしいつ見てもスッチーの人ってみんな美しくスカーフを結んでいる。スカーフの結び方っていうのも訓練校で学ぶのだろうか?と密かな疑問。たくさんお給料もらってるんだろうなぁ、そういやスッチーになったアルバイトの子もまだスッチー続けてるんだろうか?とか思ったり・・・。

機内でまずすることは食事のメニューチェック。やっぱJALに乗るとお蕎麦入ってるよなぁと確認。次に機内のビデオプログラムの確認。昔は座席の後側(枕の位置)にTV画面のついてる飛行機は限られていたけど(全日空のトリプルセブン777はお気にのゲームがあって好きだ)最近は、ほとんどの飛行機についているのかもしれない?ちゃんとついてましたよTV画面が。ひそかにロードオブザリングとかハリーポッターがないかとワクワクして見るが、ありませんでした。そうは上手くいかないよ・・・やっぱり。とはいうものの、TRYがあるじゃん。わぁーい私見てなかったよ、織田裕二の映画がタダで見れるよラッキー♪ってことでTRYとピーターパン(2ではない)を見る。そして機内誌と免税品のチェック。免税品はまぁまぁ安いんだけど、どうも私の琴線に触れるものは見つからず。全日空(最近は知らないけど)の免税品には、バカラのペンダントがあったりして欲しくなるのだが、JALにはないのが残念に思う。ロンドン行きの機内は、結構ガラガラだったので、エコノミーシートを一人で3席、あるいは4席独占状態。座席の間にある肘掛をあげて、枕を3段(3席分の枕)にして毛布も3枚使い放題で寝転びながら、映画をみたり軽く仮眠(でもほとんど寝てない)しながら過ごしました。そして日本とロンドンの時差は−9時間。日本を正午12:00に出発して、ロンドンに現地時間15:30(日本時間午前0:30)に無事到着。機内ではたいした揺れもなく、離着陸も非常にスムーズで快適な空の旅でした。

なんとかロンドンに着いたよ・・・
ヒースロー空港に着いたのが15:30。JALが到着するのはターミナル3。ちなみにヒースロー空港はターミナル1〜4まである。さすがに広いね〜。人の流れに乗って入国審査へ。イギリスの入国審査は厳しい(っていうかどこも厳しくなければマズイだろう)と聞いていたので、ちょっとドキドキするが、審査のおじさん、にこにこしながら英語で、イギリスは初めて?と聞くので、イエ〜ス!と頷いてにっこり答える。観光?と聞くのでサイトスィーイング(にっこり)。何日間?と聞かれ、シックスデイズ。まぁ結局お決まりの質問ばかりだったので、ホッとする。楽しんでってね・・・て日本語で言われましたよ(笑)。

次はホテルまで送ってくれるという会社のところへ。カウンターは、すぐに見つかった。だが、担当者が誰もいない・・・オロオロオロ(笑)。10分弱オロオロしてると担当者二人(女性)カウンターに戻ってくる。一人は妊婦さんで、オイオイ大丈夫かい?っていうくらい(きっと臨月だよ、あの大きさは)大きいお腹の人だった。名前を呼んでくれたので、ちゃんと予約はされていたらしい。良かった良かった。送迎のバウチャーを見せると16:15にもう一度ここに来てって言われる。ペラペラ言われるんで、何を言われてるのかわからないのだが、時間だけはわかるので、16:15にヒア?と確認し、頷いてくれたので、しばらく時間をつぶす。日本で2万円両替したものの、現地ではどないやねん?と思ってレート見てみるが、情報通り空港の両替はレートがよろしくない。とりあえずの現金もあるので、両替をせずにプラプラする。そして16:15にカウンターに行くが、どうやら送ってくれるバスはまだ着いていない模様。もうしばらく待ってて・・・みたいなことを言われる(っていうかそう言っているんだろうと推測する)。来てないものは仕方ない・・・とカウンターの見える場所にある椅子に座ってバスをひたすら待つ。我慢強く待つ。こういう時に英語が出来れば、まだですか?とか文句言えるんだろうけど、悲しいかな、文句一つ言えないミジメな私(笑)。どうせ今日はあんまり活動出来ないだろうし・・・・と自分に言い聞かせ待つ。そしたらカウンターの女性が手でオイデオイデしてくれたので、やっと来たのね!とカウンターへ。結局この時点で時間は16:40くらい。空港について1時間くらいたっちゃったよ。(ヒースロー空港から15分でパディントン駅に着くヒースローエクスプレスに乗れば、今頃市内なのになぁ・・・とか思っても後の祭り・・・笑)。お姉さんは、何やら外に向かえと言ってるらしいのだが、どのドアから出ればいいのかわからない(カウンターから見えるドアは3つくらいあるのだ)。それにどれがお迎えなのかわからんじゃん・・・・と心の中で思って、困った顔をしていると、結局二人ともカウンターから出てきてくれて、車から案内してくれた(あんまりお客がいないからかもしれないけど、2人なんだからカウンターに1人残っててもいいんじゃあ?と思うが、思っただけで言葉には出来ない・・・)。外に出ると大きく、会社名の入ったバスが止まってたので、すぐにわかった、わからんのは、英語がわからない頭のよくない私だってことね自覚しつつ、担当の女性二人にニコニコと礼を言って(勿論サンキューだけ)、車に乗る。結局バスに乗ったのは私一人で、大きなバスも貸し切り状態である。勿論運転手のおじちゃんも英語しかしゃべらないから、私は話しかけられない。空港から私が泊まるホテルは車で30分。ハマースミスにあるノボテル・ロンドン・ウエストというホテル。ロンドンの中心へは地下鉄で15分くらいなので交通面ではまぁまぁだろう。っていうか空港から近いじゃん、このホテル。ホテルまでのバスから見るロンドンの風景というのは、これは普通の家なのか?マンションなのか?って感じの建物ばかりだ。マンションといっても、四角いビルのような建物ではなく、ちゃんと屋根のある家ばかりなのだが、何軒も続いているのでマンション?って思っただけなんだけども。早速おめにかかるのは赤い2階建てバス。そして今、ほとんどのバスの広告が「ロードオブザリング二つの塔」だ。しかし、残念ながら広告に描かれているのは、フロドでもガンダルフでもアラゴルンでもレゴラスでもギムリでもなく、ゴラムでした。何故、ゴラム?やっぱ肖像権の問題でしょうか?ひょっとしてハリポタの秘密の部屋の時は、ドビーだったんじゃあ?とか思うんだけど。子世代3人とかハリーだったらラッキーだったでしょうね(結局どうだったのかはわかりません)。

ホテルにて・・・うわぁ何言ってるのか、わかんねぇよ・・・
そしてあっという間にホテルに到着。ホテルのレセプションへ。レセプション担当の人にバウチャーを見せる。レセプションにいる担当者の名札には、その人が話せるらしい言語の旗のマークがついているのだが、日本語のマークがついている担当者はいない。泊まる日数を確認。朝食も料金内で含まれていることも確認。国際電話を使うか?何とかを使うか?みたいなことを尋ねられているような気がする。国際電話は公衆電話からかけるつもりだし、何とかって何だろう?(笑)と思うが、まぁいっか〜と思ったので、使わない使わないと伝えると、OKと言われる(部屋に行くと冷蔵庫の鍵が開かなかったから冷蔵庫のことだったのかもしれない)。スモーキン?ノースモーキン?これは流石にわかる(笑)。勿論ノンスモーキン!朝食は部屋食だと言われる。部屋のドアにかける「何時ごろに部屋へ朝食を持ってくるの?」と書かれているカードをわたされて説明される。日本なら部屋食って言われれば大歓迎だが、海外で部屋食言われても全然嬉しくない。その時間まで絶対に起きておかないといけないし、レストランでビュッフェのほうが嬉しいじゃん、楽だし・・・・と思ったので、レストランでブレックファースト出来ないんですか?ということを必死で(これくらいのことでも英語で何て言えばいいのかわからない・・ウゥ)伝えてみる。どうやらレストランだと追加料金がいるということを言っているようだ、ガガーン!!朝食の付いてない場合はあきらめもつくけど、ビュッフェじゃないんだぁ〜ショックだなぁ〜と思うが、わざわざ追加料金まで払うのも嫌だと思った私はOK、わかりましたと伝え、部屋のキーを貰う。部屋は4051室。4階までエレベーターであがり、部屋を探す。めちゃくちゃ広い。っていうか私の部屋どこよ?というくらいエレベーターから遠かった。このホテルは国際会議場が隣接されているらしく、部屋数がとても多いので日本の旅行会社の御用達っぽい。というのも、同じ階で結構日本人の団体さんがトランクひきずって部屋に向かう場面を何度も見たからである。こんなに日本人泊まるんだから、レセプションに日本語話せる職員を雇えよ・・・・と思ったのは言うまでもない。部屋に入った時間は17:40くらい。とりあえず、荷物を置いて、セーフティボックスをチェック。どうやら部屋のキーをスライドさせて開け閉めするらしい。とりあえず閉めて、開けてを繰り返し大丈夫なことを確認した後、携帯とパスポートと航空券などをセーフティボックスへ入れる。外はまだ明るい。バスでホテルまで送ってもらったので、駅の場所がいまひとつわからん。そう思った私は、よっしゃ出かけよう!とガイドブックと財布だけカバンにいれ、早速部屋を出た。レセプションに行き、このホテル周辺の地図を貰えないか?と尋ね、簡単な地図をもらう。駅はどっち?と尋ねて、ドアをでて左に曲がれといわれたので、地図を眺めつつ、ボチボチと外に出る。ホテルから5分少々で無事ハマースミス駅に到着。近いじゃん・・・ラッキーと思った。

なんとかなるさ・・・たぶん・・・・
駅には、私の愛して止まないスタバがあった。やった、これで飲みっぱぐれはない・・・と密かに思う。駅ビル(というほどでもないが、いろんな店がある)には、なんやらいろいろ店がありそうだが、とりあえず、コヴェントガーデンに行きたかったので駅周りを歩くのは明日以降にしようと、駅窓口に向かう。

まず明日からの活動に備え、7DAYSトラベルカードを購入することにする。トラベルカードは購入したゾーン内の地下鉄とバスが乗り放題。ロンドンの地下鉄はゾーンZoneが設定されている。中心部がゾーン1、2〜5を経て外周部がゾーン6になる。ゾーン1内の移動なら1.6ポンド。一日有効乗車券5.3ポンド(約1000円)もあるが、明日から5日間は全日動き回り、今日も最終日も多少時間があることを考えると、7日間で19.3ポンド(約4000円)のほうがお得だと考える。ホテルのあるハマースミスはゾーン2。そんでもって私の行きたい場所は1&2ゾーンの駅ばかりで、ほとんど網羅されている。利用には顔写真つきのフォトカードが必要になると判っていたので、写真を出して、フォトカードを作ってもらう。当たり前だが、トラベルカードを作るのは旅行者が多いので、どこの駅でもだいたい3分間写真の機械が置かれている。私はたまたまガイドブックで知っていたので、最初から写真を持っていったけれど。トラベルカード購入はカードで支払い。つたない英語は通じたようだ。1週間も使うカードだというのに、トラベルカードは想像してたのはテレホンカードのようなプラスチック系かと思ってたのだけど、ペラペラした紙だった。駅員がなんだかブツブツと質問してたのはフォトカードとトラベルカードをいれる定期入れが欲しいかどうか?だったのかもしれない。何も言わない私は貰えなかった(別にいいけども)。

早速購入したトラベルカードにて改札を抜け、ホームへ。ハマースミス駅はピカデリーラインとディストリクトラインがあるので、ハマースミス&シティーラインは地上で少し離れた駅にある。行きたい場所はコヴェントガーデン駅。乗るラインはピカデリーラインだ。明日の夜、このコヴェントガーデン駅から近いLYCEUM(ライセウム)シアターで、ミュージカル・ライオンキングのチケットを観るために、苦労してチケットマスターで予約したチケットを受け取りたかったからだ。
ドキドキしながら地下鉄に乗る。ピカデリーラインは、ヒースロー空港に直結している線なので、大きなトランクを持ち込んでいる乗客が多い。大きなトランクを持ちこめるかどうか不安だったので、空港〜ホテル送迎をつけたのだが、この状況を見ると断然、ピカデリーラインで移動したほうが良かったと思った(ホテルの位置がちゃんとわかったから、そんなことが言えるのだろうけれども)。ピカデリーラインの駅は有名な観光名所の最寄駅が多い。ナイツブリッジ(ハロッズ最寄駅)、グリーンパーク(フォートナム&メイソン最寄駅)等。ハマースミス駅からはそう遠くなく、あっという間(15〜20分)くらいでコヴェントガーデン駅に到着。ホームから地上へは何台かある巨大エレベーターで上がる。そして地上。時間は18:30。もちろん太陽は落ちている。暗い。繁華街って感じなので、人は多い。ガイドブックの地図を見るが、今自分のいる場所がわからない。日本でもそうだが、地下鉄の駅から地上にあがる出口というのは、出口によって、ここどこやねん?という場所が結構あるものなのだ。やばいなぁと思いつつ、コヴェントガーデン駅近くには、オードリー・ヘップバーンのマイフェアレディの舞台で有名になったコヴェント・ガーデン・マーケットがあるはず。絶対この時間は開いてるし、そこに向かう人も多いはずだ・・・と信じつつ、駅の場所をしっかり覚えて(間違えたら駅に戻ればいいから)人がたくさん歩いていく方向へついていく。

予想通り、歩いて1分もせずに、コヴェント・ガーデン・マーケットに到着。ちょっとした小奇麗なショッピング街になっている。カフェも多く、たくさんの人が食事していた。よっしゃ、ここまできたらライセウムは近いぜ・・・とロイヤル・オペラ・ハウスと劇場博物館の間の通りからWellington St.に出て、進むと目標のライセウムシアターに到着。BOX Officeはシアター入り口の隣の2階で、前に屈強そうな係員の兄ちゃんが二人立ってて、今日のチケット?みたいなことを尋ねられたので(たぶん今日のチケットは並ぶ時間とか場所が違うか、ソールドアウトなんだろけど)、チケットマスターの予約確認書を見せるとOK!と通してくれた。2階に上がると結構広い感じのBOX Office。係員も3人くらいいて、隣の窓口には日本人の女性二人が明日だが明後日だかのチケットを予約するのに、いろいろ相談していた。一番端の窓口が空いていたので、担当の人に、予約書を見せる。OK!という感じで、チケットは別の部屋から持って出てきてくれた。オンラインチケットだから、発券は窓口か?と思っていたが、どうやらチケットマスターで発券して郵送されてくるらしい(たぶん)。予約時に登録したカードで支払いを済ませ、チケットを受け取る。これで、明日の夜は、ライオンキングが観れる〜!!と心の中でガッツポーズをし(大げさな)BOX Officeを後にする。

このままコヴェント・ガーデン駅に戻るのも芸がないよなぁ、よっしゃ、次はハーマジェスティーズシアターまで行こうと思いたち、とことこ、ナショナルギャラリー方面に歩く。Strand通りという大きな明るい通りなので、たくさんの2階建てバスが走っている。サヴォイホテルとかも近くにあって、通りにもレストランやコンビニ(厳密に言うとコンビニではないが売店より大きく、スーパーより小さい)やデリなどもあった。途中でイギリス最大の紅茶専門チェーン店Whittard(ウィッタード)の店を見つけたので、入ってみるが、心の琴線に触れるものが見つからなかったので(今買うと荷物になるだけだし)、見ただけで終わる。まもなく見えてきたのはナショナル・ギャラリー。大きくて宮殿みたいな建物だ。確か、水曜は21時まで見れるはずだったけど、今日は木曜だよな〜と思い、素通りしてハーマジェスティーズシアターに到着。BOX Officeに先ほどのライセウムと同じように予約確認書を出してみるが、担当の人は、「いつ?3月3日?まだ早い早い、チケットまだ来てないよ、また今度来てね・・・」という感じのことを言っていた(ちゃんと英語が聞き取れない、というか聞き取っても何言ってるかわからないので、すべて推測・・・爆)。そうかまだ早いのか、仕方ないな、とちょっとガックリしつつ時間を見るとまだ19時すぎ。今日は機内で、しこたま飯は食ったからお腹は空いてない。

そういえば、ナショナルギャラリーの隣にあるポートレート・ギャラリーは木・金は21時まで開いてたはず(ガイドブックにはそう書いてある)と思い、歩いてポートレート・ギャラリーに向かう。が、ギャラリーの入り口らしきドアは閉まっている。しかも暗い。入り口の案内にも木曜は21時まで開いていると書いてあるにもかかわらずだ・・・。なんで?と思いつつ(今日は水曜だよ、開いてないのは当たり前!)、ナショナル・ギャラリーの方へ向かうと、まだ入り口が明るく、人もどんどん入っている。ってことはナショナル・ギャラリーは今日開いてるってことだ。計画とは違うけど、It’s all right!!うきうきしながらナショナル・ギャラリーへ。イギリスの素晴らしいところ、こんなに名画がそろっているのに、こんなに大きなギャラリーなのに、入場料はタダ!タダ!ですよ。寄付お願いしますのBOXはあるけれど・・・。ルネッサンス絵画はやっぱいいよねぇと思いながら、のんびり(っていうかかなり足が痛くなってきていた)ギャラリーを見る。そしてありましたよ!ゴッホの「ひまわり」。教科書とか、本とかで見る絵を直接見るっていうのは、なんだか感無量な感じがします。まずはその絵の大きさとか迫力とかは、なかなか本だけではわからないから。とはいうものの「ひまわり」は想像できる範囲の普通の大きさでしたが(笑)。プラプラしてみたものの、ホテルに着いてから思っていたけど、異常に喉が渇いてペットボトルばかり飲んでいた私、持ち歩いているお茶もそろそろなくなってきたし、時間も20時過ぎたし、足の裏も痛いし、なんだかクラクラしてきた・・・・ヤバイなぁと思い始め、駅に向かう。

駅に向かう途中、ハーフチケットオフィスの前を通ると、そこは広場になっているのだが、なんだか人だかりが。どうやらその広場に面している映画館で、何かの映画のプレミア試写会があるらしい。試写会に向かうスター(スター以外の人もだけど)のために、劇場まで車を通らせる花道を作ってあり、カメラマンがスターが通るたびにフラッシュを浴びせ、そしてスターを一目でもみたい野次馬やファンたちが鈴なりになっていた。誰が来るんだろう?と思いつつ、英語で誰来るの?とも聞けない私は、まぁいっか〜とその鈴なりの人たちを横目に駅に向かった。

ピカデリーサーカス駅から、ハマースミスへ直で帰ろうかとも考えたものの、そういや、ロンドンにもハードロックカフェ(HRC)があったよなぁ、今日のうちにピンズ見に行こう・・・と思い、ハイドパークコーナー駅に降りる。結構いろんな国でHRCはガイドブックに載せられているのだが、ロンドンの場合はあまり大きく出てないことが多い。前もって、見つかりにくいとか、インターコンチネンタルホテルの隣という情報を手にいれていたため、なんとか探しあてたが、本当にはっきりいってわかりにくい場所にあった。何がわかりにくいかというと、地下鉄の駅を上がって、大きな道路があるのだが、道路の向こう側に行く行き方がよくわからない(暗くなっていたので、見通しが悪かったこともあるが)。駅を上がってきたお姉ちゃんにインターコンチネンタルホテルどこですか?と聞いてみるがわからんと言われるし、結局、勘だけであれがホテルなんちゃうん?と思って、道路をなんとか渡って(地下道をくぐって渡る)目の前のビルがホテルだった。ホテルが見つかれば、こちらのもの、道沿いに歩いていったら、ちゃんと見つかりました、ロンドンのHRC。きっと旅行者が多いんだろうなぁと思いつつ、元々レストランに用はなく、ピンズ目的だった私はレストランの隣のショップの方へ。そして1コだけ買いました、女のコがモチーフのピンズ。本当は、もうちょっといろんなピンズあったんだけど、でもでも!未だかつてないほどのびっくりするお値段だったから、まじ買うのに躊躇したんですよ、この買ったピンズ1個でも。いくら、付加価値税で17.5%付いてるとはいえ、VAT FORM(税返還申請)は50ポンド(約10000円)以上とか買わないとくれないんですよ!いくらHRC好きな私でも、50ポンドも使う気はさらさらない。買うのやめよかなぁと悩むも、ロンドンまで来て、ちゃんと店まで来たにもかかわらずピンズを買わずに帰るのが悔しかったので、1コだけ買うことにした。勿論1コ単位では今まで買ったどのピンズより高いお値段9ポンド(約1800円)だったんだけど・・・・。円が強ければなぁ・・・・。

まぁイギリスで自分の土産ね・・・と思ってHRCを後にし、今度こそホテルに戻る。明日自分が出かけようと思っている時間は朝AM7:00。自分で言うのもなんだが早!!とりあえず、朝食の札をドアにかけておかなくっちゃと思い、6時に朝食を持ってきてくれるように記入する。コーヒー、紅茶など選べるので、迷うことなくミルク&紅茶で。TVをかけると、いろんなニュースをしていて、日本の番組を放送するチャンネルも一つあった。それで、今日あったプレミア試写会では、どうやらジェニファー・ロペスが来てたらしい。胸元セクシーなジェニファーにインタビューしている番組を幾つも見た。(でも結局何の作品だったのかはわからなかった)。

お風呂に入った後、寝転ぶが、なんだか、熱っぽい?喉は異常に渇いているし、肩は死ぬ程凝っている。そして私としたことがアンメルツ系の塗る湿布薬を持ってこなかった!!ふ、不覚!!しかも、なんだか胃の不快感も感じる(私にしては珍しい)。これはちょっとヤバイなぁと思って、とりあえず、胃薬を飲む。しばらくすると胃の不快感は納まる。寝転ぶ、すでに真夜中だというのに、しかも日本を出てから、ほとんど寝てないのに、眠れない。ギャー!これって時差ぼけ?それとも不眠症?自慢じゃないけど、私はどこでも寝れる自信があったのにぃ〜。と心の中で泣き言を言いつつ、結局、ほとんど眠れないまま(眼は閉じていたけど、いろいろと考えてしまって眠れない)朝の5時を迎えてしまったのでした・・・・・今でも信じられない。

きっと一人旅、英語話せないのに大丈夫なのか?自分?というハイテンションから体調崩したのかも・・・・

                   こうして波瀾?のイリギス到着1日目は終わるのでした・・・・・・
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