敬称は省略してます。お許しあれ。

歌舞伎 「隅田川続俤 法界坊(すみだがわごにちのおもかげ ほうかいぼう)」 大阪扇町公園内 
平成中村座 02/11/3
今年の春、東京の浅草ばかりで、いつになったら大阪に来てくれんねん?と思っていた平成中村座が大阪の扇町公園に初お目見得するとニュースで知った私が、速攻で、いつもチケットを手配していただいている人に連絡をとり、チケット確保をしてもらったのが8月のことだった。連絡とったときに、大阪のチケットは争奪戦になりそうなので、今回はチケット手配無理かもと言われ戦々恐々としつつも、結局手配いただけた席は前から2列めという素晴らしい席で、この日がくるのを首を長くして待っていたのです。

日曜日の朝、一緒に観劇してくれるY姐さんとの待ち合わせは13:30。いつもの私なら速攻で梅田に行くところだったんだけども、たまには違うところにも行ってみようと思い、ユニバーサルスタジオJAPANの前に行った。とはいえユニバーサルスタジオには全く興味のない私が何故にそんなところへ?ということなのだが、なんのことはない。ここにはHRCユニバーサルシティーウォーク大阪店があったりするんだ。そんでもって月初めにはまだその月に発売される限定PINSが売っているだろう?と思って向かった訳である。以前は見境なく買っていたピンズも最近は可愛い女の子(かっちょいい男の子があればもっと嬉しいのだが・・・爆)のピンズを目当てに買っている。今回はサンクスギビングピンで女の子ピンだったので、ラッキーと思いながらGET!その後はHRCでランチしようか?と思ったのだが、ランチにすればHRCはちょっと高い。

というわけで朝から電車の中で「ごはんを食べよう」ドラマCD(知っている人は知っているだろう)を聴いていてカレーを食べる気満々だった自分は、同じシティーウォーク内にピーナカーナを見つけたので、カレーのランチに決定!
大阪で働いていた頃には会社から徒歩圏内にピーナカーナがあったので、よくランチに行ったのだが、会社を辞めて以降はなるべく会社に近づきたくなかった為(それと私のカレーNO1なお店が別にあるため)足が遠のいていたので、ここで見つけてラッキー。ランチのカレーはホウレンソウカレー(緑色のカレー)だったので、迷わずオーダー!
考えてみてください、メニューにホウレンソウカレーとあっても、自分ではなかなか選択肢には挙げられないと思うんですよ。緑のカレーですよ、緑の!!いや、ホウレンソウカレー大好きな人間なら選ぶんでしょうけどもね。勿論、私は以前にホウレンソウカレーを食べたことがあって、なかなか美味しいこともわかっていたので注文に躊躇しなかったんだけども、やっぱカレーはあのカレーの色を想像するので、緑のカレーというと見た目的にはドウカ?と思うわけです。私的にはピーナカーナではキーマカレーが好きなんですけどね。ホウレンソウカレーはもちろんのこと、熱々のナンもバターライスもホットチャイも美味でした〜!
ランチの後で、梅田に移動。旭屋書店で父から買ってきてくれと頼まれていた手帳をGET。待ち合わせ場所の紀伊国屋書店へ向かう。

無事Y姐さんと合流。お茶しようということになり眺めのよろしい喫茶店に入ってケーキセットをオーダー。ちょうど今日向かう扇町公園が見える席だったので、どれが平成中村座?と眺めてみる。たぶんあれじゃない?と二人で言いながらも確信持てず(笑)。歌舞伎の時間は長くて、4時間ほどある(もちろん休憩も含めてだが)ので、夕飯のお弁当を阪神百貨店で購入。扇町公園に向かう。
扇町公園に行くまでに、ホワイティのBOOK1STとだらけに寄ったのは言うまでもない(爆)。

そして扇町公園。開場は16:00、開演16:30。ちょうど16:00すぎに着いた我々。やっぱり外観は倉庫っぽいのだが、一旦中に入るとそこはまるで江戸時代の歌舞伎小屋。これぞ平成中村座。2001年に東京の浅草で平成中村座の公演があったんだけど、その時には貰えなかった(たまたま私は知らなかっただけかもしれない)振舞い酒があって、お酒も飲めない癖に、ちゃっかりと平成中村座の焼印がはいった枡を貰ってきました!!

そして会場に入って、筋書をGETし、いそいそと座席に・・・。お大尽・松・竹・梅・桜席とあるんだけど、その中で松席。右端だったけど前から2列め、桟敷席!役者さんの表情はしっかり見えます!ラッキー!

正直、眠くなる歌舞伎もあるんです!きっと修行が足りないからだとは思うだけども。
私が見たいなぁと思うのは、面白い・筋がわかりやすい・見ていてよい気分になる という内容。そして、勘九郎さんが企画する歌舞伎っていうのは、本当に面白いんですよ!(贔屓目ではなくて・・・)
何が面白いって、だいたいガイドしてもらわなくても内容がわかる(歌舞伎を敬遠する人の理由にはきっと内容わからん・・・ていうのも大きいと思うんですが)んですね。それでもって計算されたアドリブ、計算できないアドリブも平成中村座には存在します。
私が見たのは夜の部でタイトルにある「法界坊」です。

どんな内容かと言うと
法界坊という色欲・物欲・生への執着といった本能のままに生きるとんでもない坊さんが主人公(勘九郎)のお話。
紛失した「鯉魚の一軸(りぎょのいちじく)」という鯉の絵の描かれた掛け軸のお宝を探し家を再興するため、身分を隠して手代として働く若殿様、要助(中村福助)と、その店のお嬢のおくみ(中村扇雀)は恋仲。そしておくみの父親が要助のために掛け軸を手に入れるため、とんでもないエロ商人から掛け軸を手にいれようとするがエロ商人はおくみと縁談を条件に持ちかける。そして若殿さまをおいかけてきた許婚の野分姫。
そしておくみに恋する番頭とエロ商人と法界坊と要助とのからみ、金(お宝)も女(おくみ・野分姫)も手にいれたい法界坊のたちまわり、一軸を手にいれおくみと幸せになりたい要助・・・いろいろからんで面白いです。
詳しいあらすじは http://www.shochiku.co.jp/play/others/nakamuraza/osaka/houkaibo.html
でどうぞ!とにかく笑えます!何度笑ってしまうことでしょう!

この法界坊、ベストビューな席は前から8列め9列め7番〜12でしょう!(行った人にはよくわかる)
いつかこのあたりで見てみたい・・・・
前回、浅草で法界坊を見た時には、今HRでおなじみの中村獅童さんも出てたはず・・・再来年には獅童さんにも出ていて欲しいなぁ。

笑って楽しんだ歌舞伎見物、Y姐さんも満足していただけた(たぶん)ようで、ホッとした。
Y姐さん、おつきあいくださってありがとう・・・今後もよろしくおつきあいください(笑)。

終電か?と不安だった家への帰宅もなんとか終電より1本早い電車で帰れた。

そして後日、昼の部もかなり笑える内容だった・・・と昼の部に行った人から聞いて、やっぱ昼の部もチケット頼んどけばよかったと後悔する私がいた・・・いや、法界坊だけでも充分楽しんだくせに・・・よくばりなんだよね・・・

もし評判とリクエストが多ければ、再来年にも大阪にまた平成中村座カンバックしてくれるという噂!!
関西の歌舞伎好きのみなさま(っていうか御贔屓のおばさま方)プッシュプッシュ!!ですよ!!






                         
















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