踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

映画 「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」    2003/07/23
観て来ました。水曜日のレディースデイ1000円の日に行くところがセコイ私です。まぁプーでダメ大人継続中な自分だから公開初日に行くのもなぁ・・・と思って辛抱していました(これがハリポタなら辛抱できないところが大人気ありませんが・・・)。
「踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」この「踊る2」を製作するって発表があった時、正直、ナイスタイミングだなぁと思いました。たぶん前回のTHE MOVIEも大ヒットしていただけに、再度映画2を!という声は大きかったと思うんですね。ただファンの声だけを聞いて、安直に続を作っていたとしたら、たぶん興行的には成功していても作品の完成度という点ではどうだっただろう?と思ったわけです。設定しかり、役者さんの気持ちしかり。そして踊るを愛するであろうファンの評価がどうだったのか疑問です。

でも5年というブランクがあって、リターンしてきた踊る2は、
総合的に「楽しい」映画になっていました。きっと邦画の中では、アニメを除いての久々の大ヒットになるんじゃないでしょうか?

以下、つっこみを交えて(つっこみ多いんで、読まれる方は後で苦情言わないでください・・・)管理人の感想を。また1回しか見てませんので、細かいところまで感想が言えません。ビデオレンタルでもしてきた日にはもっといろいろ感想を言うことが出来るんでしょうが・・・。ということであくまでも覚えている範囲内の感想を書いてみます。

まず、すごいなぁと思ったのは舞台を「お台場」にしたこと。すでに東京の有名観光地になってしまっている、大勢の人が集まるお台場でよくぞ、撮影できたものであると感心した。この踊る2を見た人は、きっと、ここで青島君が××とか、ここですみれちゃんが△△とか、ここで雪乃さんが●●とかソノ場所を訪れるたびに思うことでしょう・・・。またお台場に馴染みのある人なら、あぁあそこだよ・・・って思われる場所もたくさんあったでしょう。そういう意味では、お台場の人気をさらにヒートアップさせる要因の一つになりえる映画だったと思います。レインボー最中に、今度はレインボーせんべい、そしてザ・湾岸ラーメン・・・話の土産に買う人もいるんだろうなぁと思ってしまいました。アミーゴSが東●のCMに出ていますが、本部に設置しているPCなんぞも、東●さんのいい宣伝になっています。映画の端々に出てくる、小さなそして凝った小道具が、きっと商品化されて、踊るフリークや踊るを見た人たちの購買意欲を掻きたて、一種の経済効果に影響を与えてるよなぁと思いました。

湾岸署はすっかり観光化されてます。あんなにオープンな警察署があったら、ある意味ヤバイです。事件の被害者がいる部屋に観光者の団体が入ってこれるなんて・・・(笑)。でも観光案内してくれる美人の婦警さんがいたら、わざと観光案内を訊ねに言ってしまいそうですね。

さすが、織田裕ニ!かっこいい!青島のキャラクターは織田くん以外考えられません。っていうかこのキャラクターが変わってなくて良かったです。5年たったからって、キャラが成長して、青島くんの行動が大人しくなったりしたらヤだなぁと思っていたのは杞憂に終わりました。非常に嬉しいです。彼のイイ噂や悪い噂はよく耳にしますが、私は彼の演じる青島が好きです。ドラマの時や前回の1では、煙草バンバン吸ってましたが、今回は湾岸署内が禁煙化されて、煙草を吸うシーンが少なくて、彼はきっと辛かったのでは?と思ってしまいました。

青島といえばコート!パンフレットを読んで、前回刺されたためコートの切り口を織田くんが7センチに指定したとか、彼が手縫いで直したとか・・・画面上では確認しにくいけど裏設定があって、ちゃんとその通りに衣装を製作してあると知って、スタッフと俳優さんたちのこだわりぶりに脱帽しました。

映画前半でのフェリー内テロの模擬は笑わせてくれました。青島くんが刑事でなくて犯人だったら、まじヤバイっすね。すみれちゃんとのやりとりも健在で、やきもきさせてくれますが、腐女子フィルターをかけたなら、すみれちゃんよりもむしろ、室井さんとラブラブ?通じてるよなぁ・・・と思ってしまいました(笑)。まぁ室井さんと青島くんの関係は、信頼関係と和久さんと吉田さんの関係を継承していくという関係なんでしょうけども。自販機の側で二人が語り合うシーンなんかは、うわぁこのシーンに萌える人結構いるんじゃあ?って思ってしまいましたよ。っていうか青島くん、室井さんのそばにいると表情ちがうんだよね〜(こらっ!)。

銃弾に倒れたすみれちゃんをギュッとするのはどうか?と思いました。いやそこに愛があるのはわかります。わかるんだけど、そんな撃たれて瀕死の状態の彼女を動かしたら出血が余計にひどくなるよ〜!と心の中でつっこんでしまいました。
トンネルだっけ?あの中をSATの人達の先頭に立って走り回る青島くんですが、危険です。SATのみなさんは重装備なのに青島くんはいつもの軽装です(笑)。しかも犯人がしかけた?トラップらしきひもを次々と切っていく青島くん。しかしなぁあのトラップに何の意味があるんだろう?と最後まで思ってました、私(苦笑)。それと所轄のみなさん、みんな単独行動してますが、はっきりいって単独行動危険です。せめて二人一組で行動すべきでなかろうか?とも思いました。現に雪乃さん拉致られてるし〜。

レインボーブリッジを封鎖出来なくて(いやあれを封鎖するのはマジ大変そうだけど)、犯人の車を追いかける青島くん・・・。車に脚で追いかけるのはなんでも無謀かと・・・仲間がいるんだから、車で追跡とかバイクで追跡とかすればいいのに・・・と思ってしまいました。もし犯人が車を止めなかったらどうしていたんでしょうか?あと、あなたたち一体どこから、どうやってターゲットを特定したの?というSATの皆さん・・・まぁいいんですけどね。

真矢さん演じる沖田本部長、真矢さんの最初の登場の制服姿は非常に美しかった。階段降りるシーン・・・さすが元ヅカTOPだわ!と違った見方をする人もいたのでは?あのプロポーションは素晴らしいですね。すっかりイイ人になってしまってる室井さんに対抗するようにキャリアとしてバリバリに湾岸署のみんなに牽制球を投げまくりの沖田さん。ある意味、すばらしい憎まれ役です。真矢さんがなまじっか美しいものだから余計に悪モノ役が似合うんだな、これが。でも実際彼女の気持ちはよくわかります。女性だから、一層男性になめられたくない!という気持ちもあるんだろうし〜。和久さんを怒らせることが出来るキャリアもそうそういないでしょう(笑)。いやいや最後まで憎まれキャリア役に徹した彼女の演技は素晴らしかったと思います。

すみれちゃん、本当に、深津絵理ちゃんはキレイです。もう織田くんの青島と2ショットで並ぶと、すみれちゃんの肌の白さが目立つこと目立つこと!美しいです。前回は青島くんが刺され、今回は誰がヤバイの?と思っていたらすみれちゃんでした(爆)。いやぁ毎回映画のたびに、次が誰がやばいの?と思うとヒヤヒヤしますね。地下のモニター室での青島くんとの2ショットには笑わせてもらいました。いやでもね、すみれちゃんが撃たれたのは仕方ないけど、唐突にあのスリ親子の妹があの場面に出てくるっていうのはどういうこと?とツッコミもいれてしまいましたが。肩あたりを撃たれているようでしたけど、はっきりいってヤバイですよ、きっと太陽にほえ●ならすみれちゃん殉職ですよ(爆)。良かったね踊るで・・・。っていうか踊るで殉職者なんか出た日にはヤバイでしょ?興行的に・・・とか思うわけです。撃たれたすみれちゃんをギュッとする青島くんも青島くんですが、あんなシーンで口がきけるすみれちゃんもスゴイです(っていうか話の進行上、仕方ないんだろうけど)。あと救急車、もっと早く来い!キリキリと動け!救急隊員!と思いました。救急病院に搬送されたんだろうけど、あんな特殊な怪我なのに、和久さんがすみれちゃんの顔を覗くことができる救急室ってヤだよ。普通は真っ先に手術室に行かないといけないような怪我なんじゃあ?あとすみれちゃんが青島くんと話すためなのはわかるけどさ、酸素マスク外すのはヤバイんじゃあ?って思ったね。でもあのすみれちゃんの台詞はヨカった・・うんうん。青島くんとのやりとりはこうでなくっちゃです!

真下くん、ユースケさんは出世しましたねぇ。雪乃さん大好きは相変わらずですが。しかもロス帰りのネゴシエイターですか・・・。いや、私の大好きなサイトさんの小説のシリーズでネゴシエイターの彼(しかもものすごく頭の回転速くて、有能で誰もが彼には敵わないという切れ者・・・好き〜!!)がいるので、どういう役かは把握してますけどね、そんな簡単なもんじゃないですよ、ネゴシエイターって職業。今回はほんのちょっとした電話のやりとりでいろいろとプロファイリングらしきことをしてましたが、うーん根拠がなぁ・・・ってつっこみつつも、まぁいっかーと流してみてました。梨を洋ナシ→用無し、ダジャレカイ!!と突っ込む人は多かったんじゃないでしょうか?でもね雪乃さん、本当返事はよく考えたほうがいいですよ、っていうかあの雪乃さんの反応に「え?断らないんかい!?」って思った雪乃ファンも多いんじゃないでしょうか?

和久さん、さすが長さん、相変わらずイイ味出してます。でも指導員って・・あんなに重労働なことするの?現役とやってる仕事変わらないじゃん・・・って思ったのは私だけ?和久さんが吉田さんと語りあってるシーンにはしんみりきました。きっと若き頃には青島くんと室井さんみたいな存在だったんだろうなぁと。監督さんが和久さんを泣かせてみたかった・・・っていう気持ちはよくわかります。っていうかさ〜すみれちゃん危なかったんだから、和久さんだけじゃなくて、すみれちゃんの家族を呼んであげようよ!とか思ったのは私だけ?(苦笑)すみれちゃんの運ばれた病院で青島くんと室井さんに、後のことは君達に託したって感じの台詞がまた渋いです〜!

犯人のみなさん・・・スリの親子はまぁいい。しかしながら、連続殺人事件の犯人のみなさんと、吸血鬼もどきの●●さんの犯行の目的がいまひとつ理解できませんでした。いや殺人を犯さないといけないほどの気持ちが理解できないっていうか・・・警察への挑戦が目的なのか、自分たちをそういう状況に追いやった人たちへの憤りなのか・・・うーん謎だ・・・。

室井さん・・・・いやぁ今回の踊る2では、かなり美味しいとこ取りでしょう!ある意味、踊るに腐女子フィルターかけてる人にはたまらん内容だったんでは?と思いました、ハイ。苦い表情がイイ。実にイイ。室井さんの笑顔もイイんだけど、心の中で葛藤している室井さんに室井さんの良さを感じます(←管理人もだんだん見方がひねくれてきたなぁ)。青島くんとスミレちゃん二人がかりでもチェックしきれないモニターをチェックする室井さんに拍手〜!!(そういう意味では、多少キモい役柄だった小泉くん演じる小池くんにも拍手)室井さんはもうすっかり署轄のみんなの気持ちを理解してるだけに、辛い立場でしたね〜!でもちゃんとココゾ!というポイントではしっかり発言していてナイスでした。いや東北弁には笑ってしまいましたが(笑)。沖田さんが指揮してたときには、全然かみ合わない歯車が、室井さんが指揮するだけで、一気に解決に流れていくあたり、さすがというか進行上のスムーズさというか・・いろいろ考えてしまいましたよ。腐女子フィルターをかけると、青島くんは室井さんの指揮でなくちゃヤル気がでないのよ!とか言いそうな気もしますけどね。

いろんなところにいろんな人が出ていて、さすがエンターテイナーな作品だなぁと感心しました。いろんなツッコミどころもあったけど、軽快すぎともいえる進行に、2時間25分はあっという間です。

いつも映画見る時に思うことだけど、エンドロールは最後まで見ようよ、観客の皆さん・・・って思う。私は映画を見るときには、絶対に最後まで席をたたない人なので、前のほうで、帰るために立つ人がいると目障りでたまりません!!
今回も最後の最後で、青島くんと室井さんの笑顔の2ショットが素敵でした。エンドロールの途中で席をたって外に出た人は見てないんだよ、ヘヘンだ!(苦笑)

最後に一言!
踊る大捜査線2 レインボーブリッジを封鎖せよ! は面白かったです!!(あぁボキャブラリー貧困だな、自分)






         
















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