三都物語旅日記

旅日記 三都物語  京都・神戸・大阪 02/1/16・17・18
2002年1月に劇団四季が京都にオペラ座をつくる(笑)、怪人のリターンTO関西ということで、それをダシにして「怪人への逢引チケットは私が手配するので、関西まで遊びに来てプリーズ!」という管理人の声に応えてくださった、いつもお世話になっているM様とH様と一緒に三都物語旅行を決行しました!

1/16(水)雨

★朝、会社に出勤する父と一緒に家を出て、京都へ向かう。昨年から、この旅行期間中だけは雨よ降ってくれるな・・・という祈りもむなしく、朝から雨。だがしかし、冬はとびきり寒いと耳にする京都、この雨のせいで暖かかったのが唯一の救いというところか。今年も雨女かも?という不安を抱きながら旅は始まった。

★遠路はるばるいらっしゃるM様とH様が京都駅に到着するのは12:24ということで、それまで時間をつぶそうということで、行き先を電車の中で考える。京都に到着する。綺麗なグランヴィアホテルの化粧室へ(笑)。ホテルから外に出ると、やはりかなりの雨。夜の観劇の後、ホテルへの移動距離が短いほうがいいだろうということで駅前の京都新阪急ホテルのトリプルルームを予約してあったので、とりあえず、荷物のみ預けに行く。荷物をあずけ、市バス一日乗車券を購入し、三十三間堂へ向かう。本当はM様、H様と一緒に行きたいと思っていたのだが、電車の中でガイドブックを見ていたら、冬は入場時間が15:30までということで、ランチ&予約してある御所の時間を考えると無理と判断し一人で出かけることにする。三十三間堂は、かつて小学生の修学旅行で行ったところ(いや数年前にも1度行ったのだが)で、小学生の頃は何の感慨もなく、スーイスイと見学して終わりだったのだが、煩悩まみれの大人になった私にとって、ここの仏様たちは、かなり癒しを与えてくれた。というのも、あしゅらおう、くじゃく、けんだっぱの名前を見るにつけて○伝を思いだし、インドラ・ラクシュミー・ヴィシュヌでシュ○○を思い出す始末。そして仏様のひとつひとつの顔を比べて見ては、あれは顔丸い、小さい・大きい、体格よすぎ、スレンダー、目細い、唇厚い、薄いなど、この仏様は好みだとか好みじゃないとか、ヒッジョーにバチあたりなことを心の中でだけつぶやきながら、じっくりゆっくり歩いて見学した。あと、神将像たちの服装とか靴にはかなり興味深いものがあった。裸足の像もあれば、ブーツを履いている像もあり、なかなか細かいところをチェックするのは面白かった。天井を見ると優勝の文字の入った額がいっぱい飾ってあって、何?と思っていたら、ここは弓に関連するお寺でもあるらしいことが判明した。そして歌舞伎にもこのお寺が扱われている演目があるらしい。新しい発見であった。所要時間は約1時間(長いって)かかってしまった。

★手作り鞄で有名なお店へ行ってみる。高いだろうなぁと思ってはいたが、本当に高かったので(爆)手を出すことができなかった。哀しいなぁ(爆)。
京阪三条近くのブックオフへ行く。ずっと探していた○ッキーのマキシシングルを見つけたのでGET!欲しい本もあったが、まだ値段が高かったので結局1冊しか買わず(爆)。
M様からH様が電車酔い(?)で、ご気分がすぐれない(新幹線はビジネスマンの嵐だったらしい・・・平日の朝の新幹線・・・まさかそんなことになろうとは想像もしてませんでした)とのメールがはいって、ドキドキする。
寺町通りの某本屋へ行き、目当ての本を1冊だけ買う。四条通に出てプラプラするが、12時近くになったので、バスで京都駅に向かう。12:10頃、京都駅到着。京都劇場の入口を確認する。12:20、待ち合わせ場所である観光案内所へ。

★12:30頃、無事、M様・H様と落ち合う。H様のご気分も少し復活ということでホッとする。ホテルに荷物を預けに行くと、部屋が用意出来ているということで、チェックインする。また、この頃になると朝は降っていた雨も傘なしでも大丈夫なくらいの小降りになったので、少し安心する。

★早速ランチに行こうということになる。京都に来れば、湯豆腐!でも私は湯豆腐を食べるなら梅の花に行きたい!(っていうか梅の花より他に美味しい湯豆腐の店をまだ見つけていない、何とかの一つ覚えである)。だがしかし、梅の花は3800円以上の料理でないと予約不可なので(そんなこと言わずに、幾らの料理でも予約させてくれればいいのにねっ!プンプン!)店まで行って、満席で断られるのもシャクなので、電話を入れる。担当者曰く、「今、席待ちは2組です・・・」OK!OK!んじゃあ、行きましょか〜ということで店に向かう。と・こ・ろ・が!店に着くと、はいー?確か2組だと聞いてたはずなのに、この人待ちの人数は一体?というくらい人が待っていた。しかしながら、1時間も待たなくていいということだったので(当たり前だっ!そんなに待てねーよ!と心のなかでボヤキつつ)大人しく待つ。3人というカウンターに並んで食べさせられるには中途半端な人数が幸いし、狙い通り、カウンターでなく個室に通される(ラッキー!)。しかも掘りコタツになっている。正座苦手の私には願ったりかなったりである。勿論、注文したのは梅の花ランチ!1800円也。ランチの中のメニューに入っていない豆腐シュウマイがどうしても食べたかった私は、これは絶対美味しいですよ〜とゴリ押しし、M様に豆腐シュウマイを注文させる(爆)。私的にはすべて満足する味だったけれど、きっと一品一品食べるたびに、「美味しいでしょ?美味しいですよねぇ?」と私に先に言われるM様、H様は否定することは出来なかっただろう(反省してます)。でも、生麩田楽はお気に召していただいたようでホッとしました(笑)。梅の花ではお茶をいれてくれるのだが、茶柱の定義について、少し語る。本当のところ、どういう茶柱がイイのか謎のまま終わる(笑)。しかし、この日の梅の花の選択は、恐ろしい結末を迎えることになる。そう、我々は、普段は予約しなければ入れない御所見学の予約を入れていたのである。私の予想では13時から梅の花でランチすれば、充分間に合うと予想していたのであるが、実質入店して食事が始まったのが13時45分くらいから。御所の見学は15時からで、10分前には事務所に集合となっていたので、まあ1時間で食べたとして14時45分なら大丈夫か?と思っていたのだ。だがしかし、そうは問屋がおろさなかったのである。最初は順調に出されてきたランチメニュー、サクサクッと平らげる私とM様、そしてマイペース(?)で食されるH様の前に、途中ピタリと次のメニューが来ない。「早く来いよー、次ー!」と元来イラチな私は何度も心の中で叫んでいた。あまりに遅いので電話もいれた。なのに来ない。とりあえず、次のメニューが来た。M様とH様はこれが最終料理だと思われていたが、何度もここでランチを食べている私はそうではないことを知っていた。「これで終わりじゃないの?」の問いに、「まだあります、ご飯とお吸い物と茶碗蒸し」と私が答えたときのお二人の表情を忘れません(爆)。タイムリミットがせまっていたので無理もない話です。「私とM様は大丈夫、食べるの早いから・・・・」と暗に(ウソです、あからさまです)H様に「だから頑張って早く食べてね」のプレッシャーをかけてしまいました。ゴメンナサイ、H様、私はオニです・・・。そんなこんなで食べ終わったのは14時50分、すでに集合時間は過ぎている。これはヤバイ、バスなんか待ってられないってことで、流しのタクシーを拾って(タクシーの運ちゃんも短い距離でイイ迷惑なのだが)、御所に向かった。

★御所の宮内庁事務所に着くと、地図を渡され、この門へ急いでくださいと案内され、その門へ3人ともダッシュする!H様、新幹線ではご気分良くなかったんですよね?大丈夫なんですか?と問うことが出来ないくらい息を切らせていたのは私のほうだった(爆)。さっき食べた豆腐料理をリバースしてしまうかと一瞬だけ思った(しなかったけど・・・笑)。なんとかすべりこみセーフで見学を許された私達は係員のお姉さんに従って、大人しくついていった。御所見学中、午前中の雨で自然がいっぱいのせいか靄がかかっている。こんなんで、ちゃんと見れるんかい?と不安であったが、何が幸いするかわからない。一番大きな建物、紫宸殿の正面にある帝様がおわした場所は靄のおかげで、いつもはつけていない電気をつけてくれたらしく、とても綺麗に見ることが出来た。これが晴れていたら、電気はつかず暗いままであったので、見事な赤い色や黒く光る机?などは普段は見えなかったものらしい。ラッキーである。だが、この紫宸殿の名を聞くと、我々3人の脳裏では、改めて、某イベントの壁サークル様って偉いご立派なサークル名を名づけられたものだと浮かんでいたにちがいない(M様、H様ちがいますか?・・・笑)。いや、知識として勿論知ってはいたが、本物の御殿を見ると余計にそう思ってしまった。そして紫宸殿を見た後、急に空がオレンジ色に暗くなって、一瞬、雨がザザーッと降る?と思ったものの結局降らず、なんだか不思議な空を見た。なんやかやとじっくり見学して見終えたのは16時少し前。「よし、まだ明るいね、ここから歩いて晴明神社だっ!」ということで晴明神社に向かう。

★陰陽師ブームの昨今、ここは一條戻橋を見ておかないと・・・・と向かった3人。橋に向かう途中でH様の腕時計のベルトが切れる。ちょっぴり不吉な予感(爆)、なんだかH様、今日はツイテナイ?とM様と私が口にしはじめたのはこの頃だった。そしてたどりついた戻橋・・・「うーん近代的だね、とても式神様が橋の下に住んでいるようには見えないね・・・」という感想であった。戻橋から徒歩1分。ブームにあやかったのか神社には、なんだか新築?改築?したようなモノがチラホラ。某岡○大先生の漫画のコピーあり、陰陽師の映画のポスターあり、なんでもありやな・・・・と思わず口にしてしまったのは仕方ないだろう。そしてJTB主催の某ゲームソフト「遥か〜」のスタンプラリーが置かれてた日には、JTBにもオタクな社員がいるな・・・と思ったのは言うまでもない。神社境内にたくさんつるされていた晴明桔梗が描かれた絵馬(?)にも、お願い事というよりは、晴明様宛のメッセージがたくさんあった。とりあえず、お賽銭でもいれて何か拝んでおこう・・・と思った時のことである。その事件(笑)はH様におこった。なんとH様の投げた賽銭は賽銭箱に入らずに、はじかれてコンクリートの上に。この光景を見た私とM様が「H様、とうとう晴明様にまで拒否された?」とからかったのは言うまでもない(オニである・・・笑)。ノせられているとは知りつつもミーハーな私は、車に貼る晴明桔梗の交通安全ステッカーを購入する。

★晴明神社を後にし、京都駅に早く行っても茶店も人が多いだろうし・・・ということで、私がサイトかガイドブックかで見たうろ覚えの、町屋を改装したというレストラン&カフェが近くにあるということで、ぶらつく。この辺だというだけで行き当たりばったりで歩く私。M様とH様はさぞかし、本当にあるのか?と思われたに違いない(爆)。そもそもこういうお洒落なレストランやカフェ情報は、男性より女性、お年寄りより若者!(すっげー偏見である)のほうが知ってるだろうということで、家路に向かう途中であろう女子学生を捕まえて、尋ねてみる。すると、彼女の指さしたすぐ近くに、お目当ての店があるではないか?といいつつ、お店の外観は私が写真で見たような感じにはとても見えない。マジでここか?という気持ちはあったが、ここは入ってみよう!ってことで入っていくと、ビンゴだった。やっぱり、私が歩いてきた方向はイイ線いってたんジャン!っと店に着いたとたんに口に出す私・・・・それまで自信なかったくせに、チャッカリ者である(爆)。スミマセン・・・・私こういう人間なんです。店に入るとお客様は一人きり・・・ここ流行ってるんだろうか?とちょっぴり心の中で思ってしまった。知る人ぞ知る、たまに行くならこんな店・・・なのか、それとも平日だったからなのか、それとも閑古鳥の鳴くお店なのか、実態は謎である。甘味を食べたいなと思ってはいたのだが、それらしきものがなかったので、お茶だけですませる。味は可もなく不可もなくというところではあったが、お店の雰囲気はとても良かったので満足した。ここでは、★○にはまってたころの○○界の話とかで盛り上がる(爆)。17時30分頃、そろそろ京都駅に向かわないと・・・ということでバス停に向かう。

★京都駅に着いたのが、ちょうど18時。今日のメインイベント!劇団四季の「オペラ座の怪人」の開場時間にぴったりである。いそいそと会場に向かい、パンフレットを購入し、席に向かう。本日の席は前方左寄り。オペラ座の怪人の舞台は通算5回めである。この怪人のために改装したといわれる京都劇場、以前の劇場がどんなものだったのかは知らないが、どの席に座ってもそれぞれイイ感じで楽しめるのだろうなとは思った。それに平日だというのに、この人の多さは一体どうゆうこと?というくらい、大入りであった。怪人の内容はネタバレになるとまずいので、今回は簡単な感想を。これはどの演目でもそうなのであるが、やはり劇団四季の「オペラ座の怪人」はスゴイらしいというキャッチコピーは間違ってないと思う。どの場面でも魅せるところがあって、私にはどこが一番良かったというのはなかなか言い出せない。何度も見ている私よりも、どちらかというと初めて見るというM様とH様の感想を知りたいというところである。私的に今回の役者の中では、ラウルが一番良かった。しかしクリスティーヌやカルロッタの役者さんは喉が鍛えられてないと無理だろうなぁとしみじみ思う。どうやったらあんな高音が出るんだろう?不思議である。観劇が終わったのが21:10。

★駅ビル伊勢丹に入っているイタリアンレストランでブイヤベースを食べる。ブイヤベースも美味だったが、ここのレストランから見える夜景はなかなかオツなものでございました。本来ならなかなか関西にお越しになれないM様に夜景が見えるほうに座っていただかないといけないのに、夜景の見える席に座る私って・・・・。京都タワーは夜がイイネって感じですか?(笑)。怪人のパンフレットを持ってるのを見て給仕してくれる店員さん方が、どうでした?と尋ねてくれるのは、感動をノロケてくださいっていうサービスなのか、それとも興味本位の冷やかしなのか微妙なところだと思ってしまう私はヒネテルな自分と思った。

★食後ホテルに戻る。値段の安さと駅からの近さで予約したホテルであるが、隣がビルとかそんなものはよくあることで、そこそこの満足であった(すべてに満足ではないが・・・爆)。明日の予定は神戸異人館めぐり、早く寝たほうがイイよな〜と思いつつ、いろいろと話しこんでしまう。ネット病に近い私とM様はネットしたいなぁと言い、いつもは早寝らしいH様も、時間を超越してハイテンション・・・・なかなか楽しゅうございました。H様の「実は私は○○もの好きなのよ〜」の言葉が頭から離れません(笑)。明日出発の通勤ラッシュは避けましょうということで、朝7時30分起きとし、就寝する。私はすぐに寝てしまったので、わからないけど、きっと私の○○○○の音がM様とH様の安眠を妨害したであろうことは想像に難くないので、この場で謝ります。スミマセンでした(もっと早く謝れ!私)
1/17(木)晴

天気予報の言う通り、この日は晴れ!通勤ラッシュを避けたかった我々3人は、高いホテルの朝食には見向きもせず(食事なしの予約だったので)、京都駅前の地下街で朝食を取ることにする。まぁ、朝食だからどこでもいっかーってことで、一番近かったLiptonでモーニング。まぁ可もなく不可もない普通のLiptonの紅茶だった(笑)。9時頃JRで今日のメイン神戸異人館めぐりに向け三宮へ向かった。

三宮に着いたのが、ちょうど10時頃。荷物は預かってくれるだろうということで、先にホテルに向かう。ホテルで荷物を預けた後、駅にもどり、シティループのバスに乗り北野異人館まで乗っていく。地図で見る限り、駅から異人館まで歩いて行けない距離ではないが、あの山手の急な坂道を歩いて登ろうと言い出さなくて本当に良かったと思った。昨日ガイドブックを見てた時には、このメインの5つくらいの異人館行けばいっかーと思っていたのだが、バス停を降りたとたんに、異人館前で9館特選入館券を売っているおばちゃんに声をかけられ、しかもそのチケットを買えば、北野外国人倶楽部でドレスを着ることが出来るという言葉につられて、つい買ってしまう。やはり女性はドレスが着れるという言葉に弱い(っていうか私の意志が弱いだけだろう)。過去にも異人館をまわったことがあるが、わざわざドレスを着たいがために、該当する異人館に行くことはなかったのだが、おまけで着れるとなると、得した気になるから人間というものは現金なものである。しかし、さすが関西、商売上手いね〜と心の中で思ったのは言うまでもない(爆)。MさまとHさまが遠方からいらっしゃってることだし、私もまだ入ったことのない異人館もあるし・・・と思って買ったこのチケット・・・なかなか興味深い異人館が多かった。
@ベンの家「ベン」と言うだけで、「ふーんカジャの家かぁ〜」とつぶやきながら、動物の剥製を眺める津守作品FANの3人(笑)
A旧サッスーン邸は家も勿論素敵ではあったが、庭がかなりイイ感じだった。しかし、家の隣の置いてある牛の置物は一体?という感じでもあったが・・・
B旧中国領事館にたどりつくまでの坂、死ぬかと思うほど傾斜角度が急だった。っていうか、ここら辺に住んでる人って家に帰るのも体力いるよねぇと思う。よくよく地図を確認すると、この坂の名前は「不動坂」。てことは、もう動けず・・・って意味なのか?と、うがった解釈をしても仕方ないであろう(たぶん違う意味だろうけども)。この異人館は外観は洋館なのに、中は中国テイストたっぷりで、中国の雰囲気が好きな私にとっては、ここの家の人だったらお友達になってもいいかな?という感じだった。
C北野外国人倶楽部・・・ドレスが着れるということで、どのドレスにしよっかなーと思うが、いかんせん、着替えるにしても冬のこの寒い時期に更衣室の一つも無いのはいかがなものか?とちょっと思う。というわけで、セーターとかジーンズを脱ぐつもりはさらさらない我々は、長袖で無難なドレスを選ぶことになった。夏なら袖なしのドレスもいいんだけどねぇ(爆)。
D山手八番館の彫刻・仏像コレクションは、「これどうよ?」というちょっとお友達にはなりたくない、お友達のお友達ならいいけどという趣味の人だったように思う。とはいえ、ここの家の南の窓から眺める神戸の海は綺麗ではあったが。
Eうろこの家・・・神戸のシンボルというだけあって、庭も家の中も、マイセンの食器をはじめとする陶磁器も、南の窓から見える神戸の海の景色も素晴らしいと思った。
Fうろこ美術館・・・うろこの家は何度か来た記憶があるのだが、この美術館に入った記憶がないのはなぜだろう?あんまし記憶になかった。それじゃあ何か欲しそうな絵がある?と言われると、私の心の琴線に触れる絵はそう無かったように思う。ここで貰えるのなら3階から見える神戸の景色をくれと言いたい。
G風見鶏の館・・・ここも有名だが、まぁここは外から眺めるのがいいんだよねぇ、ってことで入館せず。ここの近くのクレープ屋さんは繁盛していた。さもあらん・・・本当にイイ匂いがするんだ。美味しいかどうかは食べてないのでわからないが(爆)。
H萌黄の館・・・ここも外から眺めるだけ・・・本当に萌黄色だね・・・洋館チック・・・っていう感想(笑)。
Iアメリカンハウス・・・古きよきアメリカって感じの触りたい展示物がたくさんあった。でも触れないんだよね〜。ジュークボックスとか鳴らしてみたいって衝動にかられるんだな、これが。
Jテディベア館・・・口には出さなかったが、某色男さんのトラウマである赤いテディは無いのか?と探してたけど、見つからなかった(爆)。ここのテディが乗ってる観覧車、動いたのを見たのは初めてでした。
K旧パナマ領事館・・・これといって印象ないんだけど、ここの書斎の机に軍服来たルーシーがいれば写真に収めたいなぁという感じだった。
L洋館長屋・・・ここのガレやドームのアールデコ調のガラス工芸品の趣味はとてもよろしい感じ。ここの主人とは友達になってもいいかな?って感じ。

惜しかったのは英国館が工事中で見学できなかったこと!せっかくハリポタ熱上がってるのにぃ〜!まさか工事が終わったらハリー関連のグッズが売ってるとか言わないだろうね?関西の商売人は何考えててもおかしくないからなぁ(爆)。

11時頃から見学した異人館めぐりも13:00すぎ無事終了し、ランチしようということになる。ハンター坂をダダーッと下り、神戸に来たらここでケーキ!という某お店に向かう。ただ、私はここの店ではいつも夜ばかり行っていたので(遅くまで開いているから)ランチを食べたことがないのが不安なところ。お店のドアの前にはランチが2種類しかない・・・汁そば系とカレー系・・・しかないのか・・・大丈夫だろうか?しかし今まではずれたことはないし・・・と思っていると、M様もH様もすんなり入ることに同意してくださったので(というか、3人ともお腹ペコペコだったし)、入店し、カレーのランチを頼む。そして出てきたカレー。プレートの上にカレーライスと香ばしそうなお茶と豆腐のサラダと豆乳のパンナコッタ。みかけは普通っぽい。量も多くは見えない。はっきり言って私はカレーにうるさい。っていうかカレー大好き人間なので、平凡なカレーではなんだか嫌だ(とかいう割には普段はインスタントカレーばかり食べているが)。一口食べてみる。なんだか今までに食べたことはない味である。最初は辛くないが、あとでじわじわくる辛さがある。具はそんなに大きくない(というか、何が入っているのかよくわからなかった)が、このスパイシーさは、少しクセになるかもしれないと思いながら食べた。それにこのスパイシーさに、豆腐のサラダが妙にマッチする。お茶は豆の香りがして、これもあまり飲んだことのないような味であった。カレーを食べ始めた頃は、量足りないかも・・・と思っていて、ケーキを頼もうかと思っていたが、見かけはそう美味しそうに見えなかった豆乳のパンナコッタも意外に美味しく、すべて食べ終わる頃には、腹9分めくらいだった。そして夜のディナーは昨日のうちに寿司のコースを19時から予約を入れていたので、ここで食べ過ぎると夜に響くのでは?という不安があり、ランチだけに留めた。ここはケーキも美味しいので、M様とH様にご紹介できなかったのが残念である。

ランチで満腹になった我々は、腹ごなしに(爆)高架下の商店街→元町の商店街へとM様のブーツを求め、そしてマニアな本を見つけにプラプラ歩く。M様はどうやら履き心地の良いブーツをGETされたらしい。某有名なシュークリームを食べようということで、南京町に向かう。M様とH様、あるお店でチャイナ服をGET!スレンダーな方はどんなお店でも服を物色できて羨ましいです。(なら、自分も痩せる努力をしろっ!ってところですが・・・爆)。シュークリームを無事GETし、ハグハグ食べる。白い粉(シュガーパウダー)が風で飛んで、黒いお洋服についてしまう〜クスン(笑)。でも美味しいから許す。三宮センター街でおたくがいっぱいいそうな、おもちゃやとか○○○○○とか本屋をぶらつく。さすがに、夕食の時間までに歩きつづけるのはしんどい・・・し、且つこれで何か飲み食いしたら、夕食が食べられないということで、一旦ホテルに戻る。

本日のホテルサンルートソプラ神戸は安さ重視のシングル(朝食つき)4200円!(某旅行会社のパックだ!)で、駅からはちと遠かったけど、まだ綺麗だし、お風呂も思ったより広いし、私的には満足のホテルだった。きっと昨夜の私のうるさい所業にM様とH様に閉口されるかもと予想し、2日めはあえてシングルプランを選択した私(お二人だけツインにしたほうが良かったのかもと、ちと反省・・・)。夕食のお店に向かう18:40まで、各自、部屋でのんびりする。私はベッドで寝転びながら、昨日京都で買った○○本をニヤニヤしながら読む(をいっ!)。

18:40ホテルを出て、19:00に花かれん三宮店に到着。予約者の名前が!こんなことなら、予約名シリウスとかルーピンにすれば良かった(無理です・・・爆)とか、工藤とか好きなキャラの名前を使えばよかった(いけません!)と思った。三宮店が狭いことは知ってはいたが、今日の席の場所がよろしくなかった。いつも梅田の広い花かれんでも、圧倒的に女性客ばかりで安心していたのだ。なのに、今日に限って、脂ぎった親父達とその親父たちに挟まれる数人の女性の団体客で、しかも親父たちはタバコをスパスパ吸っている!ヘビースモーカーの人が、タバコを我慢するのが辛いということを知っているので、少々吸うことは我慢も出来る。が、しかしだ!せめて次の料理の皿が来るという間にも、必ずタバコ吸うってのはどうよ?食後まで我慢できんのかい!?とノンスモーカーの私たちは、かなり迷惑した。この店が狭いこたぁわかってるけど、食事の間は禁煙とうたってくれませんか?花かれん三宮店さん・・・無理なら禁煙コーナーを1テーブルでいいから(あっても無きがごとしだが)、つくってくれませんか?という気持ちになった。正直、あの団体の誰が幹事なのかはわからないが、あぁいうメンツなら(酒飲んでうるさいし)花かれんは遠慮して、居酒屋にでも行ってほしい(爆)。
とはいうものの、隣のテーブル客のことを除けば、今回のコースもまぁまぁイケてたと思う。椿の花をモチーフにつくった寿司を見たとき、昨晩、Hさまと話していた「椿の花ポトリ」を思い出して笑ってしまった。Mさまが赤身のお寿司が得意ではないということで、コース内にあったらどうしよう?とちょっと不安はあったが、無かったのでホッとする。聖剣(エクスカリバー)と名づけられたお寿司も、いろんな意味で、なかなか美味しかった(笑)。

20:30頃、ちょこっとコーヒーでもということで、スターバックスに立ち寄る。Mさま、Hさまはスタバでまだコーヒーを飲まれたことがないということで、私が無理やり連れていったというのが真相であるが(爆)。実際、初スタバはお二人いかがな感想だったのだろう?拉致して飲ませたようなものだし、私、お得意の「これ美味しいでしょ?」の先制攻撃を仕掛けたものだから、本当の感想は聞かなかった(っていうか聞けなかった)です、はい。

21:00すぎホテルにもどって、Mさまの部屋でたらりたらりと油を売る。お二人ともつかれていただろうに、長居して申し訳なかった。っていうか、やっぱりツインルームにエキストラベッド入れてトリプルにしたほうが良かった?とも思ったりしたのだが・・・・狭さとかお風呂の順番とか考えると微妙(笑)。23:00頃各自部屋へ。私は部屋で、N○Kに出ていた辰ちゃんを見る。いつもは鴉の行水並みの風呂の早さの私だが、ここのホテルのシャワーの調節が好きで(マッサージできるから)、万年肩凝りのガッチガチの肩にシャワーして、私的には長湯してしまった。1時前頃就寝する。
1/18(金)晴

三都物語最終日である。本日の予定は、ケーキを食う・お好みを食う・だらけに行くという3つ!(もっとまともなプランニングしろよ!私!と反省)というわけで、朝8時からホテルの朝食を取る。素泊まり料金だったら、絶対ホテルで朝食なんかはとらないけど、料金に入っているときは、かなり料理の内容をチェックする私・・・かなり現金である。1泊しか泊まらなかったから、連泊してたらメニューが変わっていたかどうか不明であるが、ごく普通のメニューで、まぁ普通に満足だった。おかゆがあるのがGOODであった。おかゆをよそってしまった後で、生卵とごはんで卵ごはんが出来ることに気づいて、ちょっとショックだったが(そんなのは家で食えよ!)まぁよしとする。ホテルをチェックアウトして、JR三宮駅につく。ラッシュを避けてはいたものの、結局人が多かったので、大阪まで立ったまま、阪急か阪神にしてもよかったかも?と思うが後の祭。しかしながら、コインロッカーに荷物を預けるという目的もあったのでヨシとする。

大阪駅に着いたのがちょうど10時。まずお茶しようということでナビオのロンティーに行こうとしたのだが、ナビオはまだ開いてなかった、不覚。コムサの中でのお茶にもひかれたのだが、どうせなら、三番街がいいなぁということで、ココリコでお茶する。さすがに10時に開いたばかりなので、お客も少なく、ゆっくりケーキと紅茶を楽しめた。あと、隣にロイスチェーンが進出してたのは驚いた。きっとあそこは人多いんだろうなぁ・・・。実は、三番街に行ったのはココリコだけでなく、キディランドにダメモトでハリポタグッズが無いかどうかを確認したかったから(笑)。あぁいう流行りのキャラクターグッズにはちゃんと手をだすキディランド、2階には影も形もなくて、やっぱり無いのかなぁと思っていたら、ありました!3階に!行ってみて大正解!きっとMさまにもご満足いただけたかと・・・(笑)。ハリポタではやはり人気のグリフィンドール!かなりグリフィンドールマフラーやグリフィンドールネクタイに心動かされたが、私は結局スリザリンマフラーを買う(この辺りが天邪鬼・・・爆)。自分で編めば安いんだろうけど、私は家政科目は苦手だったんだよ、っていうか肩が凝る編物なんて冗談じゃないね!っていうところが真相である。だらけのOPENが12時ということで、先にランチしましょう、ということになり三番街→ホワイティに向かう。きっとMさまとHさまは大阪の思い出は地下街を歩いたという印象しか残ってないかも・・・・(申し訳ない)。

11:30ホワイティ泉の広場の近くのゆかりでお好み焼きを食べる。食後、だらけへ行く。リストUPした本をGET!だが、最新刊は渋谷のようにはすぐに入ってこないみたい・・・・シクシク。ひそかにハリポタ本が入荷してないか?期待してたのだが、マジで少なかった。っていうかないに等しい。まぁ、私も持ってるハリポタ本を売るつもりがさらさらないから、他の人もそうなんだろう、きっと。壁側の大手○○○さんのハリポタ本は1月中なら、倍の値段で買取りされるらしい。っていうかイベントで買えよっ!と思う。だらけ初体験のMさま、Hさまが、だらけをどう思われたかは謎だけれど・・・・。

14時前、そろそろ帰途につかないと、Mさま、Hさまの帰宅時間がどんどん遅くなるってことで、JR大阪駅でおひらきとなる。私もだらけでGETした本の重さに辟易としていたので、素直に帰る。15時という時間なのに乗り換え後の電車が満員で立って帰らないといけないってどういうこと?って感じであったが、1両しかない電車では仕方ない。会社をお休みしていた父に駅まで迎えにきてもらい、16時に帰宅する。そして帰宅後、一番最初にしたことはPCの電源いれることでした(病気です)。

               最後に、とてもとても楽しい3日間でした。Mさま、Hさま、ありがとうございました・・・・

                                                              以上、旅日記終わり
遠く遠くから関西にお越しただいたMさま、Hさま、
つたないマニアでコアな場所しか案内できず、大変申し訳ございませんでした。
私的にはかなり楽しかったのですが(笑)、ご不満・ご不快な点があったかと
思います。どうかお許しくださいませ。
これに懲りず、今後もお付き合いいただけると幸いです。

MさまとHさま視点の旅レポート楽しみにしています(さりげにプッレッシャーかける私・・・笑)






         
















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